メディアで話題の「CBD」をご存知ですか?CBD(カンナビジオール)」、大麻草などに含まれる成分のひとつです。
そのCBDがもたらすリラックス感・疲労回復・ストレス緩和などの作用が人気となり、欧米をはじめ世界で話題となっています。
もちろん、すでに日本でもリラクゼーションを目的に普及し始めています。そして日本国内でも医療用としての使用治験が始まっている成分です。
筆者も眠れない日が続いたり、体のコリやむくみが取れず、調子が悪いときにリラックスを目的として使用しています。
眠りに関しては睡眠導入剤や薬に頼りたくないため「何かないかな?」と探していたところCBD関連のサプリメント製品にたどり着きました。
この記事ではCBDの魅力、メリット、副作用などのご紹介をしていきます。
なぜCBDを接種するの?
主なCBDの用途はリラクゼーション・睡眠改善・不安軽減・健康増進・抑うつ軽減などで使用する方が多いです。
↑私の愛用しているネイチャーカンのCBDオイルとCBDソフトジェルカプセル
私の場合は毎日飲むのではなく、なんとなく不安で落ち着かなかったり、寝付きが悪いときにCBDオイルやカプセルを使用しています。
少量で気持ちが落ち着いてくる実感があるので、まだ試していない方は自分に合うかよく調べた上で体験してみてください!
CBDは危ない?いいえ合法で治療にも期待されている成分です。
まず、非合法でよく取締りのニュースが流れる大麻とは全く異なります。
大麻草には数100種類のカンナビノイドが含まれています。
大きく分けるとCBD(カンナビジオール)とTHC(テトラヒドロカンナビノール)の2つです。
CBD(カンナビジオール)=合法
作用:深いリラックス作用が得られる
・CBDは脳に働きかけ鎮静化作用があります。
・神経に直接作用して、セロトニン・ドーパミンといった神経伝達物質に対し反応します。これが慢性的なストレスの緩和につながると考えられています。
THC(テトラヒドロカンナビノール)=非合法
作用:ハイになり中毒性がある
・麻の花/穂/葉/根から抽出される成分で精神に働きかけ中毒性がある。
・違法薬物としての大麻成分。医療用大麻などに含まれている。
・吸引するとテンションが上がりハイになる精神作用を引き起こす。
・こちらは依存性があるため日本では麻薬に分類され規制されています。
取締りに合う薬物中毒の「ハイになって中毒症状を起こす」成分は後者のTHCで、CBDとは全く別の成分となります。
CBDは合法ですが、THCは日本で禁止される麻薬に指定されている成分です。
日本国内で販売されているCBD商品には、このTHCは入っていません。
麻に対する悪いイメージが元で、これが勘違いされる要因です。
気分の高揚やハイの状態、中毒性を引き起こすTHCはCBDにはありません。
よってCBDは違法大麻ありませんので、誰でも気軽に使うことができます。
CBDの魅力とは?
CBDは身体機能の調節を行うエンドカンナビノイドシステム(ECS)*を活性化します。
ECS(エンドカンナビノイドシステム)とは?
体内で作られる内因性カンナビノイドを利用し、心身の健康を常に保つために働く身体調整機能のことです。
- 認知機能
- 食欲・代謝
- 神経保護
- 感情抑制
- 痛み・炎症
- 睡眠・覚醒
- 体温調節
- 免疫調節
- 生殖機能
- 老化防止
ECSはこのように多くの調節機能を持っています。
これにより、鎮痛作用や抗炎症作用・ストレス緩和作用・抗不安作用・食欲増進・抑制作用・神経保護作用などを、CBDは私たちにもたらすとされてます。
CBDを摂取するメリットとは?
体へのメリット
誰もが体験したことのある症状に作用する期待が持てます。
- 睡眠障害
- 月経
- 関節炎
- 糖尿病
- 吐き気
- 肩・腰・膝などの慢性の痛み
- 線維筋痛症(リウマチ性疾患の分類)
- 神経痛
- 美容
心へのメリット
若い人だけではなく幅広い世代にCBDが人気があるのは、このような幅広い作用に対する期待が持てるからです。
- ストレス
- リラクゼーション
- 頭痛
- うつ病
- 不安
- 緊張
- 自閉症
- てんかん
- アルツハイマー病
不安になることがあったり、眠れない日が続いたりと心の健康に心配がある方も多いと思います。
また、多くの薬をかかさず飲んで日々を過ごしているかたもいらっしゃると思います。
副作用の心配が少なく、薬以外のCBD製品で少し楽になる可能性があるかもしれません。
海外ではてんかんの医療用として使用も(日本も治験開始)
海外では難治性てんかんの医療用医薬品としてCBDが使用されています。日本でも2022年4月から治験が始まりました。
厚生労働科学研究成果データベース
難治性てんかんにおけるカンナビノイド(大麻抽出成分)由来医薬品の治験に向けた課題把握および今後の方策に向けた研究
CBDに副作用はあるの?
CBDの副作用症状は以下のような事柄が報告されています。
- 下痢
- 口渇感
- 強い眠気
- イライラ感
- 疲労感
- 倦怠感
- 食欲や体重の増加
- 吐き気
- アレルギー反応
これらの副作用や悪い症状は摂取量を適切に守って摂取すれば、健康を損なうほどの影響はほとんどありません。
また急性中毒症状・体への依存性・致死量はありません。
これが、CBDにたいして「アルコールやカフェインやタバコより安全。」と言われる理由です。
CBD製品にはどんな種類があるの?
口の中から摂取する
- オイル
- カプセル
気化させて接種する
- リキッド(たばこのように吸引)
皮膚から摂取する
- ボディオイル
- クリーム
食べ物として
- キャンディ
- チョコレート
- グミ
- クッキー
- ガム
効果が発生するのが早いといわれているのは、リキッドタイプ・オイルタイプが一般的です。
効果の持続に関してはリキッドタイプが最も短く、他の製品ではゆっくり長く効くタイプの製品もあります。
日中の仕事中に使いたい、すぐにリラックスしたい、ゆっくり眠るために長く効くタイプが良い、など使用目的や時間帯にあわせて商品を選ぶと良いですね。
お菓子の中に入っているタイプは、味も食べやすく調整されていてかんたんに試せるものでおすすめです。
だんだんとCBDに慣れてきたらオイルタイプは小型で場所も取らず、濃度が選べるのでおすすめです。
このようにどんな目的に対してもCBDを摂取しやすいように、また効果がでるまでの時間調整がしやすいように、様々なタイプの商品が販売されています。
この中ではオイルタイプ、グミが人気の商品だと思います。
CBDを使う前に知っておくこと
作用の個人差が大きいこと
自然のものであるCBDオイルは、化学製品と比べて反応の個人差がとても大きいです。
体重や身長もそうですし、接種するときの体調によっても必要な摂取量や作用は異なります。
効果を確認しながら徐々に量を増減すること
はじめはちょっとずつ、効果があるかないかわからない程度の量から始めるのがおすすめです。
過度な期待を持って一気に多くの量を接種するのは好ましくありません。
このくらいの量ならリラックスができるなー、と自分にあう量を確かめながら使っていきましょう。
成分に対するアレルギー反応
大麻草の茎や種子などから抽出される成分がCBDです。
植物であり花粉を生成することから花粉症のようなアレルギー反応を引き起こす可能性もあるとされています。
また、同様のタンパク質の特性をもつ食品などにアレルギーがある場合にも、反応がある場合があります。
このようなアレルギーのトラブルが発生する原因としては、粗悪なメーカー品によるケースも報告されていますので、信頼できるメーカーのものを選ぶのがおすすめです。
使用を避けたほうが良い人は?
妊娠している方や高血圧の薬を服用している方や、かかりつけのお医者さんがある方は、医師に相談してから試すのが良いです。
どんなケースでも100%安全という研究結果などはまだありませんので、控えたほうが良いケースもありそうです。
自費診療で処方してくれるクリニックもある
CBDの使用は保険治療にはなりません。
また多くはありませんがクリニックで医師が診察した上で処方してくれる場所もあります。
CBDを取り扱うクリニックでは医師の指導の下で、治療を行えるので安心です。
クリニックでは一般では購入できない、医療機関向けの製品・化粧品を扱っているところもあります。
日本でCBDは医薬品および医薬部外品ではありません。
疾患の予防や治療などには医師の指示を受けることが大切です。
臨床CBDオイル研究会では様々な医療機関が実践しています。
内科・整形外科・消化器科・耳鼻科・胃腸内科・皮膚科・美容外科・歯科・脳神経外科など様々です。
また、ペット用のサプリメントも多く開発されており、動物病院でも実践している施設があります。
通販で見るにはどのブランド・メーカーがおすすめ?
もちろん、家から手軽に注文できる通販・ECサイトで購入するのもおすすめです。
都市部にはCBDを試すことができる実店舗もありますが、若い人が多く、おしゃれな店舗で少し恥ずかしい気もします。
まずはひとつ試してみても良いと思います。
1番有名!英国発 NATURECAN(ネイチャーカン)
私も愛用しているネイチャーカンのCBD製品です。プロテイン製品でも有名なイギリスの会社です。
定期的なセールも開催され、初回はメルマガ登録で誰でも10%OFFで購入できます。
Youtubeでも良く解説されているのはこのブランドの商品です。
体に使うラベンダーCBDマッサージボディオイルやリップクリーム、ハーブティーなど取り入れやすい商品ラインナップがそろっています。
グミなどの容量の少ないものは3000円台から購入できます!
またネイチャーカンのCBDオイルの濃度は6種類から選べます。
CBDオイルのサイズは10mlと30mlの2種類です。
濃度や種類が豊富で、自分に合うCBD製品が見つかるのはネイチャーカンだと思います。
他にもプロテインやビタミンC、ペット用CBD製品など、多くの種類を扱っているので何か気になるものが見つかると思うので、ぜひ1度サイトを覗いてみてください!
日本製 roun(ラウン)
roun(ラウン)は「自然の力で心と体を整える」をコンセプトに、国産CBDプロダクトを提供するウェルネスブランド。
高品質の欧米産オーガニックCBD原料を使用し国内工場にて製造された商品を販売しています。
CBDメーカーの中でもコストパフォーマンスが国内トップクラスのroun(ラウン)です!
楽天市場での販売実績も豊富なブランドです。濃度15%10mlのオイルが4,980円とても安いです!
・毎日のからだの波をととのえる、デイリーケアライン。
・ゆらぎのない肌をめざす、スキンケアライン。
・アクティブに過ごしたからだをケア、スポーツライン。
・深い休息をサポート、レストフルナイトライン。
このように4つのラインナップに別れており、自分がどれを選べばよいかわかりやすく購入しやすい商品が特徴です。こちらのブランドでは女性男性両方に好評とのことです。
日本製 カレンCBD
ご紹介したブランドの中でも、お子さんのCBD使用に着目したブランド「KAREN カレン」のCBDオイルです。
「CBDを必要とするすべてのひとのために」がコンセプトのうちのひとつです。
難病を持つカレンちゃんの2歳から毎日飲んでいるCBDオイルとしても知られています。
高濃度2000mg配合〜のCBDオイルではありますが、子供でも安心して飲めるCBDオイルです。
メルカリでもCBDが購入可能!
CBDの商品はメルカリにもたくさん出品されています。
高価な商品が多いので最初のお試しには、新品未使用の新古品を探して試してみるのもおすすめです。
メルカリのCBD商品一覧はこちら
なんだか気分が落ち着かない、そわそわする、仕事に行きたくない…など、ネガティブな気持ちになることがあればぜひお試ししてほしいCBDのご紹介でした!