高齢化社会になってきた近年、介護の現場で需要が高まっているのが「美容」関連のスキルと就職です。
子育てが落ち着いた、40代・50代・60代の方で昔に取得した美容師免許を持て余している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
2025年には3人に1人が65歳以上といわれています。
自分で自由に美容室へ行ける人が限られてきています。
リクルート・復職を考えている美容師免許を持った方に向けて、今回は人に喜んでもらえる「訪問美容」と「ケアビューティ」でスキルアップになる情報をお伝えします。
訪問美容とは?
訪問美容は、美容室やサロンへ行けない人のために、理美容師さんたちが自宅・病院・福祉介護施設などを訪問してサービスをすることです。
理容師法・美容師法にある「高齢や疾病(しっぺい)などの理由でサロンに行くことができない方」を対象に、特例として認められた出張の理美容のことです。
自分の体が若いときの様に動かなくなり、メイクやおしゃれをするのも辛くなってくる時期は誰にでも訪れます。
何歳になってもキレイでいたい、おしゃれをしたい、という気持ちは忘れません。
訪問美容で介護の方にサービスをすることで、前向きな気持ちになってもらえる素敵なしごとです。
ケアビューティとは?
自分自身に置き換えてみると、メイクが上手くいった時、肌の調子が良い時などは、気分や調子がよくなることってありますよね。
これって介護をうけている方も同じ気持ちになります。
自分で化粧をするのが億劫になったり、上手く体が動かないことで、「きれいな自分」を諦めてしまう前に笑顔や活力を支援や提案していくことがケアビューティです。
社会の接点を持つことに前向きになり意欲が湧いたり、穏やかな時間がふえたりと、介護の現場でも美容の可能性は無限大であると期待がされています。
どこでスキルを学び直す?
介護美容研究所とは?
日本ではじめて「介護」✕「美容」に特化した、専門家を育成するプロフェッショナルなスクールです。
介護美容研究所は2018年7月、東京・原宿にて開校いたしました。介護と美容それぞれの業界で必要となる知識や技術を研究し、新たな教育メソッドを開発。現在は寝たきりの方へのカット術や、施設・居宅での施術フローのほか介護資格を取得できる「訪問美容コース」と、メイクセラピーや福祉ネイル、タッチケア、トリートメントといった高齢者向け美容のスキルを学習できる「ケアビューティーコース」という2つのカリキュラムを提供しています。
介護美容研究所
コースや学費はいくらかかる?
美容師自らが訪問し、美容サービスを提供する仕事やスキルが学べる「訪問美容コース」。
そして、美容の力で笑顔と意欲を引き出す「ケアビューティーコース」の2種類のコースがあります。豊富なカリキュラムの一部をご紹介します。
美容カリキュラム
- ケアメイク(基礎&応用)
- ケアネイル (基礎&応用)
- ケアエステ(基礎&応用)
- ヘアスタイリング
- アロマテラピー
- カラーコーディネート
介護カリキュラム
- 介護レクリエーション
- 介護美容コミュニケーション
- 研究・事例発表
ビジネス
- ビジネス
- 美容心理学
- セルフブランディング
- フォト(基礎)
このように、将来あたらしい美容スキルを持った上で活躍していけるように、ビジネス面も教えてもらうことができるスクールです。
「資格はとったものの収入につながっていない…」というケースはよくありますよね。
同じく新しいジャンルを学ぼうとチャレンジしている生徒さんたちが他にもいらっしゃるのは、大人になってからの学校でも安心ですね。
費用は自分が受けたいコースやカリキュラムの難易度や現場実習の回数により学費は異なってきます。無料の資料請求をして目的に応じてコースを検討すると良いですね。
前向きに介護✕美容スキルを身に付けられるように充実したサポートも安心要素のひとつです。
例えば、受講生専用SNSコミュニティとしてオンライン交流会・定期的なボランティア実習・転職サポート・仕事のブランクがある方に向けた卒業後の再活動サポート制度などです。
介護美容研究所アカデミーでは卒業後、すぐに活躍できるよう実践レベルでの学習ができます。現場実習で現場での経験と技術を磨くことができます。また、資格を取得し技術の証明をすることによって施設開拓のハードルも一気に下がります。
第一線で活躍する講師陣から介護美容のプロの技術を学べます。
資料請求をした後には無料個別相談会が開催されています。
カリキュラムについて、業界・就職状況など、自分にあうスキルになるように業界に精通した専門カウンセラーさんがアドバイスに乗ってくれます。
そして「今の自分でも受講してスキルが身につくか不安…」「どんな先生がいるの?」など具体的な質問を添えた上で、資料請求が可能です!
スクールの場所はどこ?
現在は日本国内の3箇所に介護美容研究所があります。
①介護美容研究所 東京校
JR原宿駅から徒歩5分です。
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-15−15 タガミ神宮前ビル2F
②介護美容研究所 大阪校
心斎橋駅から徒歩3分です。
〒542-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋1-4-5 御堂筋ビル7F
③介護美容研究所 福岡校
西鉄福岡(天神)駅から徒歩3分です。
〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-20-2 天神MENTビル7F
④2023年4月に名古屋〜栄駅周辺にオープン予定。
2023年の春には名古屋校もできるとのことで、現在は第1期生を検討している方へのオンライン説明会が開催されています。
介護×美容のスキルがさらに活かせる職業は?
美容師
ブランクがあっても新しい知識を持ってリクルートや復職に望めば、自信にもなります。
相手の笑顔はもちろん、介護美容に関して学ぶことで自分の笑顔も増えそうです。
家庭と仕事のバランスを大切にする方、美容師募集中。
理学療法士
リハビリをして体を動かせるようになることももちろんですが、その前にリハビリをしたくなる前向きな気持ちづくりに美容関連のスキルは一役買ってくれるかもしれません。
作業療法士
美容と作業療法士のダブルスキルを持った上で、メイクやスキンケアでを通じて、指先を細かく動かす化粧療法の実践に役に立ちます。
介護士・介護福祉士
介護の現場には90代になる方も多くいらっしゃいますが、美容に対する興味や、きれいな自分でいたいという気持ちはいくつになっても変わりません。
介護✕美容スキルを持って、いつもよりちょっとだけ特別な時間を提供してみてはいかがでしょう?
ネイリスト
高齢者の方や障がい者の方へ向けて、ネイルを施す「福祉ネイリスト」も注目されています。
女性の手元を華やかに彩ってくれるネイルは、仮に自分の体が思うように動かなかったとしても、ちらっと見える自分の指先が見れるだけで気分も上げてくれる素敵なスキルです。
美容関連メーカーで働く方
介護✕美容を学ぶことで新しいサービスや商品開発につながるかもしれません。
購買欲の高い若い方ばかりでなく、人生100年時代となった今は高齢者向けの美容製品は注目の的です。
現在、在宅介護をしている方
毎日毎日、忙しい中で新しいことを学ぶのは少し大変かもしれません。
ですが、自分の介護をしている人の笑顔が減ったり、弱った姿を見るのはこちらも辛いですよね。
ほんの少し、昔の様にきれいになる働きかけをしてみるとお互いに明るい気持ちになれるかもしれません。
新しいことにチャレンジしたい方
他の業種や職業の方でも、介護✕美容の知識は持っておいてこの先の未来に損はないかと思います。
〇〇〇〇✕介護✕美容といった新しい視点が生まれてくることもあると思います。
何か新しいスキルや資格を取りたいと考えている方にぜひ学んでみて欲しいです。
新しいスキルと体験で自分も生まれ変わる!
ダブルキャリア・セカンドキャリアとして50代、60代から新しいスキルを身に着けて活躍する方が増えています。
ましてや介護の現場は、忙しくなる一方で人材不足が当たり前の時代です。
介護✕美容の体験を取り入れることで現場の助けになることが想像しやすいです。
もっと詳しいカリキュラムやサポート内容、細かい費用についてはぜひ無料の資料請求をしてみてください。
気になる方は介護美容研究所のカリキュラムを修了した、おすすめの介護美容サロン・訪問美容師・ケアビューティストの方々の卒業生サロンや活動もチェックしてみてくださいね!